jjさんの日常生活

jjと呼ばれる人のありのままの日常生活をスケッチし、世の中の事象についての軽い感想を記す。

小四犠牲者の義父、逮捕

昨夜は、東電元経営陣無罪判決が報じられたが、TV報道では、埼玉県の教職員住宅での小四殺人事件で、義父が死体遺棄容疑で逮捕されたというニュースがNHKなどで、それに先んじて報じられた。

またもショッキングな、なんとも傷ましい事件であるが、ニュースの順番は、私にはちょっと違うだろうと思われた。

まあ、それは今回措くとしても、この事件、少年の恐怖と驚きは如何許りかと思うと、実にやりきれない。本当にあってはならない無惨な事件だ。

顔見知りの、おそらくは身近な人間が当初から事件に関わっているのでは、と疑われていたことは、警察でなくとも、子どもの遺体が、深夜における自宅の目の前での捜査で発見されたという異様さ辺りから、それとなく大方に感じられるものとなっていた。

昼ごろの報道でもしきり不可解な事件であることが強調され、間近に犯人がいるのではないかということ、短時間で目星がつけられるであろうことは匂わせられていた。

母親(42)が高校の教員で、義父である父親(32)が無職とも早くから報道され、人々の関心を引いていた。

その父親が、昨夜、遺棄容疑で逮捕された。

どんな家庭の事情あったのか、事件の動機は何なのかは知らないが、事情や動機の如何に関わらず、幼少年の遺棄事件に如何なる正当化もあり得ない。

予断を持って見てははいけないが、これはまさに精神分析学的な解釈が容易にできる案件であるのかもしれない。

だが、いずれにせよ、少年は逮捕された人間をあまり頼りない義父ではあっても父親として最低限は信頼し、理解しようとしていたのではなかったか。

そうした年ごろの少年の心を裏切り、命を奪った罪は決して許されない。