家事とハウスキーピング
家事と言うと漠然としているが、ハウスキーピングと言うと積極性があるし、具体的だ。
ハウスキーピングは大変な仕事だ。毎日何かしらある。フィルター掃除だけでもいろいろある。エアコン、洗濯機、加湿機。浴室暖房機。
クリーナー自体のメンテナンス。
浴室や洗面台の排水口掃除。
トイレ掃除。ゴミ出し。
庭木の剪定、雑草取り。
電球や蛍光灯の交換。
ドアの不具合の直し。
大きな硝子戸の不具合も大変だった。かなり前のことだったが、途中で動かなくなった大きな硝子戸は、そのアルミ枠に板木をあててハンマーで叩くとスッと動くことに気づいた。網戸の滑車もよく壊れたり、外れたりするものだ。
自転車のパンク修理もユーチューブを見て出来るようになった。ゴムチューブの交換ですらできなかった。やれば簡単でも。虫ゴム交換だが、できない、というよりそれまで知らなかったのだ。
雑巾がけのような仕事は単純だが、機械化された家電類のメンテナンスは面倒だし、この頃の家電はすぐ壊れるような気がする。
赤ちゃんや小さい子供がいる家庭、片親の家庭のハウスキーピングはもっと大変だろう。
買い物、料理、洗濯。
料理はとりわけ重要だ。毎日同じメニューというわけにもいかないし、時間もかかる。美味しかったという満足感も必要だ。そのあとの片付け。食器洗い。
休む暇などない。
新聞やTVを全然見ないというわけでにもいかない。必要な情報は得なければならない。
PCの使い方を知ることも生きる上で必須となった。
衣服の管理もあった。部屋の空気の入れ替え。
窓枠に溜まった砂埃の掃除。
金魚鉢の水取り替え。トースターや炊飯器の手入れ。
空き地からの砂埃には閉口する。風の強い日は、家の窓枠も車も汚れてしまう。車の清掃、車内外。
毎日やるべきことが絶えない。一日がすぐ終わってしまう。